私たち銀波は、そんな食生活の安全・安心の基本を大切にしています。
私たちにできることー。
それは、安全な自然の力を最大限に活かしたお米をつくることです。
白川沿いに位置する飯豊町の土壌は大変良く、栽培の特A地区にもなっております。
また飯豊町は山に囲まれ盆地になっているため、昼と夜の寒暖の差が激しく、そのこともおいしいお米を作れる理由にもなっているのです。寒暖の差があると甘味が強くなります。
稲を刈る際の稲わらを牛に食べさせ、その牛糞などの堆牛肥使い、また、米から出る副産物の米ぬかを田にまいたりして土壌に還元し、無駄のない農業を目指しています。循環型農業、環境保全型農業を。
その他にも様々なことを試しながらよりよい土壌に仕上げるために四苦八苦しております。
山形県の「エコファーマー」の認定を受けています。
できるだけ農薬の使用を控えることで、栽培しているほとんどのお米が特別栽培米の認証を受けていますさらに受けていないお米も同じ方法で栽培しています。
また、このたび玄米の色彩選別機の導入をし、さらに農薬使用頻度を下げるよう努力しているところです。通常の農薬使用量の約8割カットを目指しています。
なかなか無農薬栽培は難しいため、それに近い状態を目指し、お客様により安全な商品を提供できるように日々頑張っております。
23年3月11日に起きた東日本大震災の影響で起きた原発事故。大変な被害をもたらしました。山形県は福島県の左上に位置し、必ずしも遠い所に位置しているとは言えません。皆様も放射能の影響を大変心配していらっしゃると思います。
山形県では農作物の放射能検査を毎年行っており、弊社でもできるだけお客様に心配をかけないため、独自に、第3機関に依頼し放射能検査をおこなっています。23年産、24年産どちらも『検出されず』でした。
新米の出荷から2月、3月までは、気温が低いため、品質はさほど低下しません。
しかし、6月、7月になってくると、気温の上昇で品質の低下や虫の発生を起こしてしまいます。そこで暖かい時期は低温貯蔵庫に保管し、品質の低下を少しでも防げるようにしています。
なかなかふつうはできない方法で、栽培から行っているからこそできる保管方法です。
一般的には流通しているほとんどのお米が玄米で低温保管されています。新米の出荷が始まる9月〜10月にほとんどもみすりと呼ばれるもみ殻をむいて玄米状態にする作業をしてしまいます。私たちは2月、3月までの分を玄米にし、その他はもみで貯蔵します。
もみ貯蔵米はほとんど劣化しません。本来、玄米なら劣化しているはずの7月8月に、もみすりした玄米は、ほぼ新米状態なのでお客様においしいお米をお届けすることができるのです。